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title: "LaTeX（.tex）をスキャン風PDFに変換。TeXのインストールは不要"
description: "Look ScannedでLaTeXのソースファイルをベータ版として開けるようになりました。.texファイルを選び、組版されたページをプレビューで確かめて、本物のスキャナーで読み取ったようなPDFとして保存できます。"
date: 2026-10-03T01:00:00.000Z
lang: ja
source: https://lookscanned.io/ja/blog/latex-to-scanned-pdf
tags: ["LaTeX", "PDF", "アップデート"]
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# LaTeX（.tex）をスキャン風PDFに変換。TeXのインストールは不要

LaTeXで書かれる書類は意外と多いものです。論文の宣誓書のページ、演習問題、カバーレター、学科が`.tex`のテンプレートとして配っている書式。そこへ「印刷して署名し、スキャンしてください」というメールが届き、署名の画像を貼り付けただけでは通らず、手元にはプリンターがなく、スキャナーはなおさらありません。

Look Scannedで`.tex`ファイルを直接開けるようになりました。ファイルを選ぶと、ブラウザの中でそのまま組版されます。1ページずつプレビューで確かめ、スキャン効果をかけて、本物のスキャナーを通したようなPDFをダウンロードできます。事前のコンパイル（通常`.tex`ファイルをPDFにするための手順）は不要で、TeX LiveやMiKTeXをインストールする必要も、Overleafのアカウントにログインする必要もありません。

逆の使い方もできます。誰かから`.tex`ファイルが送られてきて、LaTeXに触れたことがなくても、何もインストールせずに中身を見ることができます。

## 対応している内容

この機能を支えるエンジンはTeXではありません。LaTeXのすべてではなく、ほとんどの文書が使うコマンドを理解します。

- タイトル部分、概要、目次。
- 番号付きの節と小節、`\ref`と`\eqref`による相互参照。
- 箇条書き、番号付きリスト、説明リスト。入れ子になったものも含みます。
- `tabular`と`\hline`で組んだ表。キャプションと番号も付きます。
- インラインと別行立ての数式：`equation`、`align`、`gather`、`multline`。数式は専用の数式フォントで組まれるので、普通の文字に記号を混ぜたものではなく、LaTeXの出力らしく見えます。
- `thebibliography`と`\bibitem`で書き出した参考文献と、それを指す`\cite`。
- `\newcommand`で定義した自分のマクロ。本文中でも数式中でも使えます。
- コードのための`verbatim`環境と`\verb`。

未対応のコマンドがあっても、文書全体が失敗することはありません。そのコマンド名が元あった場所にハイライト表示されます。これはプレビューでもスキャン後のページでも同じなので、生成する前にソースから取り除くか、別のものに置き換えてください。

## .texファイルをスキャン風PDFにする手順

1. [LaTeXをスキャン風PDFに変換](https://lookscanned.io/ja/scan/latex)を開き、`.tex`または`.latex`ファイルを選びます。
2. プレビューを1ページずつ見て、見出し、数式、表を確認します。
3. スキャン効果を調整します。小さな文字や数式の多い文書では、ぼかしとノイズを控えめにします。
4. スキャン風PDFを生成して、ダウンロードします。

画像のほうが使いやすい場合は、各ページをJPGやPNGで書き出すこともできます。選び方は[PDF・JPG・PNGの比較](https://lookscanned.io/ja/blog/scanned-document-pdf-jpg-png)で説明しています。Pro版なら、[一括スキャン](https://lookscanned.io/ja/scan/bulk)で複数の`.tex`ファイルをまとめて処理できます。

ソースファイルの読み込みと組版は、ブラウザの中で行われます。コンパイルのためにサーバーへアップロードされることはなく、表示中に文書がインターネットから何かを読み込むこともできません。

## 使う前に知っておきたいこと

この機能はベータ版で、LaTeXはとても大きな言語です。自分でコンパイルしたPDFとは一致しない点がいくつかあります。

- **改ページの位置が違います**：ページを組むのはTeXではなくブラウザなので、改行と改ページは別の場所に入り、`\newpage`は無視されます。文書はA4用紙に組まれます。
- **パッケージは無視されます**：`\usepackage`の行は読み飛ばされるため、パッケージ由来のコマンドは未知のコマンドとして表示されます。上に挙げた`amsmath`の環境は使えますが、`align`の数式番号は付きません。
- **TikZ、BibTeX、TeXのプリミティブには対応していません**：TikZやPGFで描いた図は表示されません。`.bib`ファイルに置いた参考文献は解決されないので、代わりに`thebibliography`で項目を書き出してください。`\def`のような低レベルのTeXには対応していません。
- **別ファイルの図は表示されません**：`.tex`ファイルは画像をディスク上のパスで参照しますが、ブラウザはそこに届きません。図のキャプションと番号は表示されますが、画像そのものは出てきません。
- **PDFは画像でできています**：本物のスキャンと同じく、文字の選択や検索はできません。編集用に`.tex`のソースは残しておいてください。

レイアウトを正確に一致させる必要がある場合や、文書がパッケージに大きく頼っている場合は、いつもどおりPDFにコンパイルするか、何もインストールしていなければOverleafでコンパイルして、そのPDFにLook Scannedでスキャン効果を加えてください。難しい部分はTeXがすでに済ませているので、この方法ならどんなLaTeX文書でも扱えます。

スキャンしたように見せたい`.tex`ファイルがありますか？[さっそく試してみてください](https://lookscanned.io/ja/scan/latex)。
